紙の裏のメモ

崖の上のポニョみたいなイントネーションです。坂の上の雲みたいな(ry

「達人プログラマー」読書メモ

著書達人プログラマーを読んだ。

本書は、より効率的、そして、より生産的なプログラマーになりたいと願う方々のもの

らしい。

読む前にこの本を読んでどういう事を得たいかという問いを立ててから読んだ。 以下3つがその問い

1, 熟達したプログラマーはどんな考え方をしているのか
2, 日々どんなことを意識すればいいのか
3, 優秀なプログラマーとはどんなプログラマーなのか

熟達したプログラマーはどんな考え方をしているのか

直交性やDRYの原則を守ることで、依存性が低く、柔軟性の高いプロダクトを構築する。この考えは単にプロダクトに対するものだけではなく、プロジェクトやチームに広げて考えている。

日々どんなことを意識すればいいのか

自分自身が今何をやっているのか考えつづける必要がある。日々の意思決定、あるいは各開発における全ての意思決定に対して継続的かつ批判的な評価が必要。

優秀なプログラマーとはどんなプログラマーなのか

1, 自分の脳の能力を信じない。1日に使える時間と意思決定は限られており、できるだけ不必要な労力は省き、より高次なものに対して労力をつかう。例えば、データを原材料に自動化や効率化のためスクリプトを生み出し、脳の思考スペースと時間を生み出す。 あと、何かを覚えておくとかもムリ。人間が100%確実にこなせる仕事ではない。

2, 対処不能となる状況や大きすぎるリスクに対する責任を負わない権利を持つ。その責任を負った上で過ちや判断ミスを犯した場合、言い訳ではなくソリューションを提案するべき。

感想

プログラミングを勉強することで論理的な思考が身につく。みたいなことをよく聞くが、 同じように直交性やDRYの原則、自動化などもプログラムの世界だけではなく日常の世界にも広げていくことが達人プログラマーへの入り口な気がした